Turriga Isola dei Nuraghi 2007 Argiolas
→ アルジオラス
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トゥーリガ イソラ・デイ・ヌラーギ 2007 アルジオラス
《イタリア/サルディーニャ/赤/カンノナウ、ボヴェーレ・サルド、マルヴァジア・ネラ/フルボディ》
今は亡き、アントニオ・アルジオラス爺がアジェンダを設立したのは1937年。現在は息子のフランコとジュゼッペが取り仕切り、脇を固めるエノロゴにはマリアーノ・ムッル氏。そしてコンサルタントには、かのジャコモ・タキス(今は名前だけ)。現在では230haものブドウ園を所有し、様々なワインをリリースしている大規模な生産者のひとつとなりました。
アルジオラスのフラッグシップとして君臨するのがこのトゥーリガですね。その完成度にはまいど脱帽させられるのがこのトゥーリガは、ビンテージによるブレも少なく、いつ飲んでもその素晴らしさに変わりはありません。サルディーニャらしい土着品種から構成されながらも、ジャコモ・タキス氏が手掛けたワインらしく、洗練され、田舎臭さや野暮ったさはなく、相変わらず仕立ての良いスーツのようにスクりとキマっているのです。
海抜230mにあるトゥーリガブドウ園で栽培されるカンノナウ、ボヴェーレ・サルド、マルヴァジア・ネラなど…。収穫されたブドウは28度から32度に温度管理されたタンクで16日から18日間の醸しと発酵の後、新樽100%のフランス産のバリックで18ヶ月から24ヶ月の樽熟成後瓶詰め、12ヶ月から14ヶ月の瓶熟成期間を経てリリースされます。この2007年も、もちろんガンベロロッソ誌はトレ・ビッキエリを、ヴェロネッロ誌は★★★の94点(G.B)と文句の付け様のない高評価となります。
さて‥状態は、お馴染みのラベル、擦れや、キャップシールの赤の線などもありますが、全体的にキレイな状態ですね。バックラベルも同様。キャップシールもとても良い状態。すべてのボトルでキャップシールはくるくるとは回りませんが、液面も揃って高い位置をキープしており、液漏れはないはずです。液色はトゥーリガらしく深くく暗い、エッジの部分でようやく鮮やかな赤が確認できクリア。瓶底の凹みは分厚く、澱の状態は確認できませんが、少しはあるかもしれませんね。でも、ほとんどない状態かと想像しています。状態はなんら問題ありません。2015年あたりが現地現行になるかと思いますので、約8年の追熟成。トゥーリガ10年ぐらいではあまり変わりませんので、HOLDしてもいいんだけど、今飲んでもいい。そう、この後、5年でもそう変わらないはず。ちなみに表記のアルコール度数は14,5度となります。
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