Barbaresco Bricco Asili Bricco Asili 1982 Ceretto
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バルバレスコ ブリッコ・アジリ・ブリッコ・アジリ 1982 チェレット
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
日本市場では古くからサントリーさんが輸入されていましたので(現在は派生が源流のファインズさんが輸入)馴染み深い銘柄ですね。ワインの世界では、大規模な生産者だと大量生産品とか、工業的に造られているとか、そんなイメージを持たれる方も一部には居るかもしれませんが、大規模生産者だからと言って必ずしもそうではありません。このチェレットも実はとても素晴らしい生産者ですね。生産本数を見れば、そのアルネイスなどは60万本も生産していますが、バローロや、バルバレスコなどは数千本のクリュも少なくありません。
熟成したチェレットのワイン達、とても透明度がありエレガント、甘味がありながらも沁みる酸も素敵なんです。個人的にはチェレットのバルバレスコの古酒は大好物‥しかもブリッコ・アジリ醸造所のブリッコ・アジリのクリュがね。
チェレットは所有する畑から収穫されるブドウを大規模な醸造所に集約するのではなく、各産地に相応の規模の醸造所を持ち、その産地内で収穫から醸造までを行います。バルバレスコの場合は、ブリッコ・アジリ醸造所で醸されるブリッコ・アジリの他、ブリッコの付かないアジリ、ベルナルドット、アジイというクリュも所有するようです。近年はブリッコ・アジリ醸造所の名前が付くのは、クリュ名としてブリッコ・アジリとベルナルドットのみのようですが、90年代あたりはブリッコ・アジリのノーマルなバルバレスコがあったと記憶します。今回ご紹介するのはブリッコ・アジリ醸造所のクリュ名を名乗るブリッコ・アジリ。
ブリッコ・アジリのクリュは1.2ha、海抜289mから320m、南と南西向きに位置し、48%は泥、33%はシルト、19%砂質の土壌で1969年に植樹されたネッビオーロ(ミケ)が栽培されています。初ビンテージは1974年。温度管理されたスチール製のタンクでアルコール発酵、マロラクティック発酵を施し、300Lのフランス産の一年または二年落ちの樫樽で24ヶ月の樽熟成を施されます。
さて…状態は、白地のラベルには少しのくすみ、汚れがありますが全体的にキレイな状態ですね。シルバーのキャップシールもいい状態のままです。真っ赤なバルバレスコ組合の帯封がシールを跨いで縦貼りですのでくるくるとは回しませんが、いい感じでキャップシールが歪みますのでたぶん回ると思います。液面は経年相応の位置で液漏れはないはずです。
液色はチェレットらしい鮮やかかつ透明度のある決して濃いわけではないピノ的な赤でまだちゃんと残っていますよ。瓶底凹み外周には経年相応の澱があり、いくつかのグループな塊が右往左往しますが、全体を濁らせたりモヤらせるタイプではなく基本沈澱している澱ですので扱いもイージーなはず、問題ありませんね。表記のアルコール度数は13度、生産本数は7,020本で各ボトルナンバリングされています。
1982年のピエモンテは超当たり年なのはご存知の通り。現行比30年ともなれば立派に熟成しているはずですが、思った以上に色もキレイに赤が残っておりますね。チェレットらしい優しいフルーツたっぷりのまま熟成していると大期待の一本です!
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