Barolo Riserva Vigna Rionda 2011 Luigi Oddero - Magnum 1,500m
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希望小売価格 58,300円税込→ 通常特価 46,800円税込→ 特別価格 36,800円税込
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バローロ・リゼルヴァ・ヴィーニャ・リオンダ 2011 オッデーロ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ/1,500ml(マグナムボトル)》
現存するバローロやバルバレスコの造り手として最も古い歴史を持つとされるのがこのオッデーロ。現在でも1700年代に建設されたというラ・モッラ地区のカンティーナでの醸造を続けています。最初の自社瓶詰めは1878年。それまではダミジャーナ(大きなガラス瓶)で販売していたそうです。
1960年代になりジャコモ・オッデーロ氏がジョヴァンニ・ガヤ(アンジェロの父)や、リナルディなどと共に後のDOCGの基礎となるバローロの法規制を作ります。第二次世界大戦後、荒廃したランゲの畑は農民から手放されて行くことになりましたが、ジャコモ・オッデーロは畑を買い足します。よって現在でも、ラ・モッラ、カスティリオーネ・ファレット、セッラルンガ、モンフォルテ、バルバレスコなどランゲ地区の幅広い地域に、最良の畑を所有しています。
オッデーロが所有する畑はブルナテ、リオンダ、ブッシア、ヴィレッロなど、各地域の最良の畑がズラリ。またバルバレスコにおいては、法律ではバルバレスコ地域で収穫されたブドウをバローロ内のカンティーナで醸造するとランゲ・ネッビオーロに格下げしなくてはなりませんが、オッデーロのみがバローロ内でバルバレスコ(しかもガッリーナ)のブドウを醸造しても、格下げせずにバルバレスコを名乗れる唯一の生産者。これは、法規制前から「そうしていた」ことで例外的に認められているそうです。
現在所有する畑は合計35ha。90歳を越える先代から1997年に栽培や醸造を引き継いだのが娘のマリアクリスティーナ。先代の時代は農薬が推奨された時代だったが1997年から徐々に有機栽培に移行、現在は全ての畑で有機栽培を実践しています。畑ではコンポスト(堆肥)と硫黄、極少量の銅のみが使用され、除草剤、防虫剤は一切しようしません。害虫(ティニョーラ)にはホルモン剤を使用。ホルモンを麻痺させることで交尾できなくなり自ずと害虫の数が減るとのこと。
とはいえ、畑は各地に点在し、畑のひとつひとつは小さな区画となりますので、隣の畑の影響も受けやすい。よって近隣の造り手とも協力して有機栽培を推進しているそうです。また、古くから所有すている畑は同じネッビオーロでもクローンは様々で現在は16種類ものネッビオーロのクローンが混在しています。
また、葉だけではブドウ樹の循環型自主生育。ツルをできるだけ切らずに自由に伸ばすことで葉を増やし、光合成を促進します。ツルを切ることでブドウを凝縮させる造り手が多い中、グリーンハーヴェストもほぼ行わないのは過度な凝縮を必要としないからだそうです。またグリーンハーヴェストを行う場合は、凝縮のためではなく畑の風通しを良くするためだそうです。
醸造は一時期はバリックを試したり、ステンレスタンクでの発酵も試みたようですが、現在はセメントタンクでの発酵に戻しバリックは破棄したそうです。セメントタンクで自然酵母のみでのゆっくりと、温度管理をしない発酵。マセラシオンはブドウの状態に合わせて20日から30日とこちらもたっぷりと時間をかけて行われます。
熟成はオーストリアはストッキンガー社の大樽。ストッキンガーの樽材は厚く、目が詰まっていることから酸素供給率が低い。またタンニンも少なく、樽による香り、口中での甘味がほどんど出ないんとのこと。また、DRCやパカレも使用しているフランスはグルニエの大樽も良い結果を出しており、1年目の樽はバルベーラと、2年から3年の樽はランゲ・ネッビオーロに。4年目からバローロの熟成樽として使用しているそうです。すべてバローロは醸造は同じ。クリュの違いが表現されています。
セッラルンガに位置しながらも、近隣の畑に見られる力強いストラクチャ ーを持った個性とは異なり、かつ他の村とも似かよらないのが「ヴィーニャ・リオンダ」の特徴と言われています。単一クリュの概念がなかった時代から、ブレンドするにあたり、とても人気の畑のため、リオンダで生まれるネッビオーロは高値で取引されていたとか。リオンダは他のバローロのエリアと比較して石灰岩の割合が最も高く、酸も豊富で引き締まり、重心もしっかりとした密度のあるワインに仕上がります。若いうちは硬く、閉じているからこそオッデーロではリゼルヴァとして十分に熟成してからリリース。
オッデーロのリオンダは真南を向く海抜350mの最良区画で0,77ha。1972年に購入した畑で、上部は1983年に植樹、下部は2007年に植樹されました。アルコール発酵は、50hlのオープントップの桶で行い、マセラシオンは25日程度。熟成はオーストリア製の大樽で48ヶ月以上となります。瓶詰め後は60ヶ月以上熟成され、トータルで10年以上の熟成後リリースされる、特別なビンテージのみリリースされます。2010年以降の平均年産は2,700本から3,000本
ワインアドヴォケイト/95+点
The idea behind this wine was to present a Riserva released ten years after the harvest. But the Oddero family realized that setting a fixed time (ten years) doesn't make much sense in the variable world of winemaking. For that reason, it was deemed that the 2011 Barolo Riserva Vignarionda was ready to be released now, when it is showing its best. Both the 2011 and 2009 (released at the ten year mark) come from hot vintages. This one is beautifully evolved and elegant, with so much muscle and power for a wine that has already reached early middle age. Vignarionda fruit can be very rigid by nature—closed and tight—and generally needs many years to reach peak maturity. But as always, it's up to you to decide when that time has come. As far as I am concerned, this vintage is already relaxed, and the primary fruit is still there. So unless you're a gambler by nature, the best bet is to uncork this bottle within the next 10 years.
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