Montefalco Sagrantino 2015 Perticaia
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2022年4月19日12時半更新:6本追加で割当もらえましたのでUPしまーす。
2022年4月22日19更新:6本追加で割当もらえましたのでUPしまーす。
2022年4月28日10更新:6本追加で割当もらえましたのでUPしまーす(俺しか売ってないんか?)。
モンテファルコ・サグランティーノ 2015 ペルティカイア
《イタリア/ウンブリア/赤/サグランディーノ/フルボディ》
中部イタリアの古い言葉である[Perticaia]は、日本語に訳すと「鋤」なんて聞き慣れない言葉に辿り着きます。「鋤(すき)」とは、幅の広い刃に柄をつけた櫂(かい)状の農具で、手と足で土を掘り起こすのに用いる農具が由来です。
ペルティカイアのブドウ園が発足したのは2000年。同地区にある名高いサグランティーノの生産者であるコルペトローネや、スカッチァディアヴォリでの長年の経験を元に、ブドウ栽培のみならず、ディレクターとして活躍していたグイド・グアルディッリ氏が独立し、興しました。もちろん、これまでも、サグランディーノ・ディ・モンテファルコに携わっていた彼にとって、夢の自身のアジェンダとなる約束の地は、モンテファルコ以外に選択肢はありませんでした。コルペトローネと同じく、ペルージャの南であり、モンテファルコ地区の東に位置すグアルド・カッタネオ地区にあるスカッチャディアヴォリが所有していた畑を譲りうけることになりました。2,5haのオリーブ畑の15haのブドウ畑からスタートとなります。
そんなペルティカイアのブドウ園は、海抜300mから350mの緩やかな斜面の中腹に位置し、南西向きとなります。土壌は水はけのよい小石混じりで、石灰や粘土も混じる複雑な砂質だそうです。低いコルドンで仕立てられたブドウ達は、haあたり5500株の株密度で、ひとつの樹からは、7房から8房までしか実をつけさせない徹底ぶりは、グイド・グアルディッリ氏自身がアグロノモと勤め、きっちりと畑でブドウを見ているから成せる業なのかもしれません。ただし、2018年からは新しくオランダ出身のベッカー氏がアジェンダを購入し運営を行っているとのこと。
現在所有するブドウ畑は50haにまで拡大。モンテファルコの東、カザーレ地区が中心となるようで海抜320mから350m、石灰質を含む年度質土壌で南から南西向きの斜面とのこと。
設立当初は、コルペトローネと同じく、エノロゴに名高いロレンツォ・ランディ氏を迎えてましたが、その後、エミリアーノ・ファルシーニが担当。フラビオ・ベッカー氏の所有となってからは、モンテヴェルティーネなども手掛けるパオロ・サルヴィ氏が担当とのこと(知らんけど)。
ペルティカイアのサグランティーノは10月中旬の収穫、48時間のコールドマセラシオンの後、最高30度までに温度管理したステンレスタンクでアルコール発酵、25度から28度のマセラシーン、マロラクティック発酵は20度から22度と3週間に及ぶロングマセラシオンが費やされます。バリックとトノー樽で12ヶ月の樽熟成後、澱引きをかねてステンレスタンクで12ヶ月の熟成、瓶詰めして12ヶ月の合計36ヶ月の熟成後リリースとなります。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
(1本通しの)毒味も、販売も久々ですが馴染みのラベルデザインで、このモンテファルコ・サグランティーノの差し色である紺色も普遍ですが、これまであった文言的な金文字部分がなくなり、シンプルになりましたね。ボトルはなかなかの重みのあるボルドー型瓶。コルクもなかなかの質の5cmとなります。グラスは、ヴィノムのブルネッロ型で飲んでみましょう。というかバックラベルに記載のアルコール度数は15,5度とパワフルなもの。とても深く中心分は黒い色調ですが、エッジ周りは艶やかな赤ですね。少しドラキュラ系の血のようなミネラル、鉱物的な香りをアクセントに、厳格な構成感を連想させるタンニンの粉っぽさが紫から黒い濃厚なベリー系果実香に濡れた感じがまたサグランティーノっぽい。確かにグラス内側を垂れる脚を思うと高いアルコールを確認できますが、香りからはそうアルコールの高さ、揮発的な部分も含めて、15,5度とまでは感じないかな。確かにバリック由来のヴァニラ的な樽香がありますが、決して派手なものではありません。この強い(であろう)ジャジャ馬な酒質を治めるには、バリックの使用も不可避でしょうね。
口に含みますと、うーん、コレコレコレ!輪郭部分は密度がありながらも、トゲトゲしい酸味はない。まろやかさを感じますが、15,5度もあるかなあ。意外と飲みやすいバランスにビックリします。ほっくりとした豆感には軽くいローストの風味がありますね。サグランティーノらしい膨大なタンニンもあるのですが、キメ細やかで非常に質が高い。そのつぶつぶを確認できますが、揃い、ボールジョイントのようにすべらかに、スムーズに喉を通ります。うん、旨味もあり、スミレやバラの華やかな香りが果実味に溶け込んでいます。ふむふむ、単一品種ですが、単一品種ならではの複雑さもあり。予想では、もっと乾いたタンニンでガシガシかもしれぬ‥でしたが、これは、今飲んですごく満足感がありますね。余韻も長いですが、樽の風味もありながらも邪魔しない。やっぱり好きやわ。モンテファルコ・サグランティーノに洗練を感じさせますね。モダンとはまた違う。2015年らしい完成度の高さ、バランスもしかり。
アルコール由来の甘味を強く感じるわけでもない。あくまでも甘味は果実由来。もちろん、どこか乾いた、サラっとしたタンニンは酸味よりも比率多めなのはサグランティーノらしいですね。なんか、久々に飲みましたけど、めっちゃおいしいですねコレ。
個性としては、もちろん、サンジョヴェーゼやネッビオーロとはまったく方向性が違いますね。やはりタンニンが主体の構成感という意味ではカベルネ系に近いようで近くない(どっちだよ)。だからってサグランティーノの個性を癖と感じさせる違和感もない。もっと若いうちのサグランティーノはガシガシだと想像してたし、ペルティカイアにしてもそうなんだけれども、いわゆるビオ系のやさしさでもないし、モダンな飲みやすさでもないんだけれども、これおいしいわ。そして、サグランティーノの枠に収まっている絶妙さ。さすが俺が見込んだだけある!(じゃあ毎年扱ったれよ)
渋甘旨い。いや、渋旨甘い感じですかね。もちろんフルボディな重厚さはありますが、飲みやすさもありますね。やはり伸びのある旨味がいいんだな。最初から最後(余韻)まで、香りも味わいも長く続き(伸び)、途中にヌケなどない。
二日目はザルトのボルドー型にしてみます。ヴィノムのモンタルチーノ型でまったく問題はありません(何度か書いてますが、ヴィノムのモンタルチーノと、ボルドー型は口径のカット位置の違いだけボウル部分は同じです。←モンタルチーノ型の方がカット位置が低く口径が広い)。サグラティーノですので、その渋味を表現として、ザルトのボルドー型だとどうだろう?そんな感じです。
初日よりも果実香にまとまりと落ち着き、意識し過ぎかもしれませんが、渋味を連想させる香りが顕著になってきたように思います。旨味が増し、その旨味の甘味ある香りが増しているのは確認できますね。とりあえず口に含みます‥うん、うまい。旨味に甘味が乗ってきたね。そして渾然一体のまとまりが深い、深い。樽の使い方がまた上品なんだよね。しっかり効いてるんだけれども、浮き足立たない。これはアルコール感も感じ。まさか15,5度にはとうてい感じません。もう1度、1,5度低い、14度の記載でも納得してますわ。アルナルド・カプライの25anniはもちろん素晴らしいサグランティーノですが、25anniほど、ガチムチ(なんでムチ)ではないし、ギシギシとしたタンニンではなく、ペルティカイアはしなやかさもある。どっちがいいという問題でもないが、若いうちからの飲みやすさはペルティカイアに軍配が上がる。もちろん、そう、熟成ポテンシャルを思うと25anniかもしれないが、25anniの飲み頃なんてちっともわからないほどガチムチ(なんでムチ)だ。
いや、マジで旨いな。何に似てるのか?と考えてるんだけれども、渋味はカベルネ系とも言えるが、果実の香味はカベルネ系ではないし、フランよりもメルロ?いや、どこかマルヴァジア・ネラに似た果実味があるようにも思う。もちろん、サンジョヴェーゼやネッビオーロとはかなり違うんだけれども、うん、サグランティーノ、何かに似ている必要はない。
十二分な満足感、奥深い果実味、旨味があるんし、15,5度という高いアルコールなのに、その濃さを楽しみながらすんなりと飲めてしまう。それがモダンとかではいし、ホニャララ派という話でもなく、正常進化していると思いますね。あたしが、最初にペルティカイアを好きになった時よりも相当洗練されている。サグランティーノの個性を無くすことなく。甘味は前述の通り派手なものではありません。樽由来の甘味もヒント程度。でもね、何に似てるかのひとつとして、熟成してから感じるあの甘味、甘味の香りに似てますね。老ねの要素は皆無ですよ。なんというか、テンパリングした甘味控えめのキャラメルからロースト香を控えめにるんだけども、アーモンドのねりねり感も混じる(どこかオイリーさと、やっぱり少しロースト感があるんだろうな)の甘味かもしれません。
三日目はヴィノムのブルネッロ型にグラスを戻します。グラスはそれなりに大振りなものであれば、問題ありません。ブルゴーニュ型では試してませんがぜんぜん耐えますので問題ないはずです。なめらかしっとり、つややかな果実香にも粘性があるんですよね。そして少し甘味があるし、渋味を連想させる香りがある。少しチャコールな風味もタンニンなんだけれども、やっぱり洗練されていますね。口に含みますと輪郭はエアリーな膨らみがありつつも、中心に向かって旨味、密度が増してくる、いや、深くなります。さすがに三日目ともなるとようやくまとまった一体感があり、渋味もたっぷりながらコーティングされていてとてもおいしい。
やっぱりモンテフェルコ・サグランティーノって、イタリアワイン十傑のひとつだと思うんですけどね。ちっともメジャーにはなりません。限られた地区だし、造り手も少ないので仕方ありませんけれども。イタ専に勧めるならばやはり国際品種、カベルネ系の代わりに飲んでみて‥と、このタンニン量を思うとそうなりますが、このペルティカーアのサグランティーノに関しては、ブルネッロ好きにも飲んでみて欲しいな(キャンティとはまったく路線が違うけど)。
グラスから放たれる華やかさではなく、口に含んでから、口の中で、鼻に抜ける華やかな香りがこのワインのいいとこなんですよね。グラスからの華やかさってのは、実は飽きやすいし、(香りの種類によっては)クドくて疲れる。でも、口の中で果実味、果実香とともに解き放たれるような華やかさというのは、まあ、なんとも魅力的です。そして、やっぱり渋味が旨い。サグランティーノ、偉大ですわ。
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