Barbaresco 2008 Prunotto
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バルバレスコ 2008 プルノット
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
プルノット社は日本市場でも古くから紹介されている老舗。ピエモンテはアルバに本拠地を置き、元々は、第一次世界大戦後、運営の苦しかったランゲ・ワイン協同組合をアルフレッド・プルノット氏が1923年に買い取ったことから、プルノットの歴史は始まります。アルフレッド・プルノット氏は、経営者としてだけではなく醸造家としても手腕を発揮‥当時から輸出も盛んで、世界市場でピエモンテワインと言えば?なほどの名声も。30年以上渡りプルノットを守ってきたアルフレッド氏でしたが、1956年に勇退‥友人である醸造家のペッペ・コッラに譲渡しました。後継者がいなかったのかな?ペッペ・コッラは弟のティノ・コッラの協力を得て、プルノットの品質を保ちながらアルフレッドの意思を継ぎ、名前もプルノットのままで運営します。
そして1989年、プルノットはコッラ兄弟から、当時から販売協力関係にもあったアンティノリ社に引き継がれるます。実際の醸造などは1995年頃までコッラ兄弟が関与していたとのこと。アンティノリとしても、買収はすれど、その文化や歴史をすぐに変えることなく‥は、変える必要がなかったほど、コッラ兄弟の構成が偉大だったんでしょうね。アンティノリ社の参加になってから、1999年は老朽化した貯蔵庫を最新の温度管理機能を備えた設備に一新。発酵層も古いコンクリート製タンクから、最新の温度管理機能が備わったステンレスタンクに変更されたり、自社畑も少しずつ増やしています。
そんなプルノットのスタンダードなバルバレスコは、石灰質の泥灰土壌から収穫されるネッビオーロを約15日間の醸し発酵の後、フランス産の大樽で熟成されます。日本市場の現行は2009年あたりのようですし、状態もまったく問題なし。スタンダードな村名ながら、サン・キュッ・パーでプルノットのバルバレスコはお買得で間違いありませんね!!
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