Asti Spmante La Selvatica NV Caudrina
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アスティ・スプマンテ ラ・セルヴァティカ NV カウドリーナ
《イタリア/ピエモンテ/白/泡/モスカート/甘口》
泡モノが欲しくなる季節‥しかし、かつての西野嘉高のように‥ガス圧の高い辛口の泡だと窒息死するお客様もいるのか‥いないのか?えっ?いないの?まぁそれはさておき‥辛口ではない甘口の需要というのは少なからずあるんですよね。シュワシュワと泡は飲みたいが‥甘口しか飲めない‥そんな方との集いには、やっぱり甘口のスプマンテも用意しておきたいもの‥。
となると‥アスティ・スプマンテですよね。
しかも‥ジャケ買いが正解ですわな‥。
かつては、天使さんの絵が書かれたのを扱っていた時期もありますが、このアスティには勝てまい‥なんせ、ラベルは、かのロマーノ・レヴィさんが書いたものなんですから‥。もちろんプリントだぞっ!!本物のロマーノ・レヴィさんのグラッパは直筆であろうがプリントであろうが‥あの価格なわけですから‥2000円ちょいでロマーノ・レヴィさんのエチケッタが付いてくるなら‥
ネタですけどね。
うんうん、話のネタにはいいかと思いますよ。
ピエモテン州は、カスティリオーネ・ティネッラ地区に1940年代に葡萄栽培農家として始まったカウドリーナは、70年代に現オーナーであるロマーノ・ドリオッティ氏が引き継いだ頃から自社瓶詰めを始めました。三人の息子さんがいらっしゃるようで、ヴェロネッリ誌には、エノロゴとしてアレッサンドロ・ドリオッティ、アグロノモとしてセルジオ・ドリオッティと書いてあるので、家族でこじんまりとヤッてるようですね。
アスティとなるモスカート以外にも、バルベーラやドルチェット、シャルドネも栽培しワインを作っていますが、モスカートは二種類のモスカート・ダスティに、モスカート・パッシート、そしてこのアスティ・スプマンテを作っているようです。
最初に植樹したのが1975年という古木で、2.5ha(ヴェロネッリ誌記載は3.5ha)の畑から収穫されたモスカート100%で作られます。基本的にはNV(ノンビンテージ)となりますが、バックラベルには、ロットとして年/月の記載があります。ヴェロネッリ誌では、ビンテージが(一応)記載されていますね。ちなみに、2009年度版に記載されているのほあ2007年モノで、89点(G.B/D.T)ですから、案外‥点数取ってるのに笑ってしまいました。
アルコール度数も7度‥と、飲み慣れない方には最適。モスカートのフレッシュな果実味、なかなかアロマティックで、ほどよい甘さ‥そして、この可愛いラベルが決め手ですね!!
「ロマーノ・レヴィ(のラベルのアスティだけど‥^^;)飲みにくる?」
なんて誘い文句は‥
無理かしら‥。
「ロマーノ・レヴィ(のラベルのアスティだけど‥^^;)ケースで買っちゃったよぉ」
なんて自慢も‥
無理かしら‥。
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