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Contrada PC (Passochianche) 2018 Passopisciaro

イタリアの白ワイン

→ アンドレア・フランケッティ

	更新履歴 2022/10/10 販売価格 12,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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コントラーダ・ＰＣ（パッソキアンケ） 2018 パッソピッシャーロ
《イタリア／シチリア／白／シャルドネ／辛口》

テヌータ・ディ・トリノーロを率いるアンドレア・フランケッティ氏のシチリアプロジェクトであるパッソピッシャーロ。彼が醸す唯一の白ワインはシャルドネなのです（実際にはリリースされた唯一の白品種）。2013年まではその区画名である「グアルディオーラ」を名乗っていましたが、2014年から「パッソビアンコ」に変更となりました。赤は「パッソロッソ」に2013年から変更済です。パッソビアンコは2007年が初ビンテージ。アンドレア・フランケッティ氏の鬼才と呼ばれる元凶は、その実験魂かもしれません。結果、シャルドネが‥商品化されましたが、シチリアに畑を買った当初はヴィオニエなども栽培していた‥と聞いておりましたし、今でも、色んな品種を実験的に植えていたはずです。

植樹時は4haでしたが、現在の畑面積は5ha。昨年の情報よりも1ha増えております。標高850mから1000mというエトナ火山の山肌に位置します。深さ30mの溶岩灰は非常にミネラル分が高く、元々の肥料に富む土壌。haあたり12,300本という高い株密度で、列と列の間隔、ブドウの樹同士の間隔はいずれも約90cmとなっています。ネレッロマスカレーゼは樹齢の高さからそれほどの密植ではありませんが、こちらは樹齢15年、そもそもフランケッティの計画で植樹されていますので、これだけ高い樹齢となっているようです。

地面から約60cmの地点でのグイヨ仕立てでシャルドネが栽培されています。もちろん、ネレッロ・マスカレーゼやネレッロ・カプッチョの樹齢の高いブドウ樹が栽培されているグアルディオーラの区画ですが、そんな火山性土質のミネラル豊かな土壌はシャルドネにも‥という判断かと思われます。散布されるのは、プロポリ、銅、硫酸塩となります。樹齢が高まるにつれ、畑の個性が明確になります。そこで標高870mから950mの一角を「コトラーダ・パッソキアンケ」と名付けられ、クリュ・シャルドネと派生することになりました。畑は2017年まではパッソビアンコにも使用されていた畑の一角となる0,5haの区画で樹齢は18年。収穫はまだ新鮮な状態の9月上旬に行われ、除梗の後、2000Lの中樽で、低温で12時間のスキンコンタクト、同じ樽でのマロラクティック発酵を経て、10ヶ月シュールリーのまま熟成されて瓶詰め、12ヶ月の瓶熟成を経てからのリリース。初ビンテージとなるこの2018年は2019年の7月に瓶詰め、以降生産本数を増やしていますがこの初ビンテージの2018年は、たったの2660本となります。

ワインアドヴォケイト／93+点（M.L.）
Here’s an exciting new wine from Etna’s great Tuscan interloper, Andrea Franchetti. His Passopisciaro Vini Franchetti 2018 Contrada PC is an IGT Terre Siciliane wine, much like many of the others in this portfolio, only this time we are faced with a pure expression of Chardonnay made after many years of experience and experimentation with this grape on volcanic soils. This pretty wine reveals a light golden color with medium color saturation. The bouquet is rich and generous with candied fruit, honey, apricot, cumin and a pinch of sweet cinnamon spice. This verges on being an all-out full-bodied wine (thanks to 10 months’ aging in oak casks on the fine lees), but it holds back just a bit thanks to an elegant and more slender mid-palate. This release of 2,660 bottles represents a nuanced, age-worthy white, the product of arduous labor from steep, terraced vineyards in the Contrada PC (Passochianche) at 870 to 950 meters in elevation. Drink 2021-2028.

ヴィノス／91点（E.G.）
The 2018 Contrada Passochianche (PC) opens up slowly, both rich and fresh, offering notes of crushed hazelnuts, smoke, hints of custard and raw honey evolving into ripe yellow apple and sweet nuanced florals. This is silky and pliant, balanced by brisk acids and tart stone fruits, while salty minerals and hints of almond add further savory depths. Its concentration and persistence are admirable, as the Passochianche seems to slowly melt away from the palate, leaving a sense of structure along with hints of candied citrus. This is the first rendition of the PC, a single-vineyard Chardonnay that is fermented in neutral 20-hectoliter barrels and then spends six months refining on the lees. Drinking Window: 2021 – 2026