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Palazzi 2020 Tenuta di Trinoro【第二回販売分】

トスカーナ州の赤 > Tenuta di Trinoro

→ アンドレア・フランケッティ

	更新履歴 2023/01/06 販売価格 32,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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パラッツィ 2020 テヌータ・ディ・トリノーロ
《イタリア／トスカーナ／赤／メルロ／フルボディ》

トリノーロのアジェンダでは小区画（畝単位）・品種ごとに完熟を見極めての収穫、そしいて発酵や熟成が行われているのはメルロ単一のパラッツィも同じですね。基本的に醸造もトリノーロと同じとなります。

サルテアーノ地区でhaあたり10,000本という高い密植で栽培されるブドウは、区画、品種ごとに醸造されブレンドされます。海抜は450mから600mという斜面に様々な品種、区画で栽培されています。樹齢は28年でトリノーロらしくhaあたり10,000本の高密植。9月26日に収穫されたメルロの発酵は40hlのステンレスタンクで10日から15日間。新樽のフランス産のバリックでマロラクティック発酵と7ヶ月の樽熟成後、セメントタンクに移されて12ヶ月以上の熟成を経て2022年の3月の満月から新月の下弦期間に瓶詰めされました。この2020年の生産本数は4,582本となります。

2020年のビンテージ情報

平年よりも気温が高く、降水量の少ない冬の後、春にまとまった降雨があり畑には水分を蓄積することが出来ました。その後、発芽、開花、結実、ベレゾンすべてが問題なく進みました。7月から8月にかけて猛暑となりブドウにストレスを与え始めましたが、8月28日と9月2日の降雨により気温も下がり、ブドウの成熟はベストな状態で進みました。9月に入り間引きを行いました。9月後半にも降雨があり、これにより特にカベルネフランの成熟が進みました。9月18日にメルロから収穫が始まり、カベルネフラン、カベルネソーヴィニョン、そして10月19日プチヴェルドの収穫を終えました。パラッツィに使用するメルロは9月26日に収穫。暑いビンテージでしたがワインに過熟感はなく、黒い果実やスパイス、なめし革などの複雑な香りが感じられるバランスのとれたワインとなりました。