Bianco Trinoro 2017 Tenuta di Trinoro

イタリアの白ワイン

アンドレア・フランケッティ

更新履歴 2023/09/21
販売価格

12,800円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ビアンコ・ディ・トリノーロ 2017 テヌータ・ディ・トリノーロ
《イタリア/トスカーナ/白/セミヨン/辛口》

テヌータ・ディ・トリノーロの位置するサルテアーノ地区の中でもメドックと似ている土壌の小区画でセミヨンを栽培しい始めたのが2001年のことだそうです。実験的に様々な品種の栽培や醸造をしているはずですが、そもそもシュヴァルブランに憧れてカベルネフランを突き詰めてきましたし、彼が手がけるイタリアの土着品種といえば、そもそもローマ出身のフランケッティらしいチェザネーゼ・ダフィーレや、初期はウーヴァ・ディ・トロイアなどで(今はやめましたけどね)、トスカーナらしいサンジョヴェーゼなどの土着品種には目もくれませんね。シチリアはエトナではネレッロ・マスカレーゼとなりますが、白はシャルドネ、ヴィエニエを実験的に栽培していた時期もあったはずです。

時にデザートワインとしてはモスカートとピコリットなどから「スループ」を(NVですが2004年ビンテージ、弊社で紹介したのは2009年のことですね)、同じ2009年にはミネッラ、グレカニコ・カタラット、コーダ・ディヴォルペ、インソリア、カリカンテなどからなる「ビアンコ・ドルチェ」も(NVですが2007年ビンテージです)をリリースしています。全てが全て、自社畑からのものかどうかわかりませんが(きっとそう)、決して土着品種をなえがしろにしているわけでもなさそう。最終的な彼自身の趣味趣向は色々と試した上で原点に戻るのかもしれません。

基本的にボルドーワインが好きなんですよね。彼のセラーを見たあたしが言うんだから間違いない(キリッ)。イタリアのワインもありましたが、国際品種からなるIGTが多かったですしね。それは、結局白も‥ということになるのかもしれません。実験的な栽培や醸造を重ね、公にリリースとなったのはこの2017年ビンテージが初めてとなります。。生産本数はたったの1,000本でした。

トリノーロの公式インスタグラムで、発酵槽の名札に「BIANCO」の記載のある画像を見た記憶があります(フランケッティ没後削除されています)。当時はまあ、なんか作ってんだな。自家消費で白を作るのは不思議ではないわな、リリースされたら飲んでみたいな‥程度でしたが、ついにリリースされたのがこのビアンコ・ディ・トリノーロとなります。前述のビアンコ・ドルチェとラベルのイメージは同じ。白地に黄色となります。

フランケッティのことですからね。そのスループもビアンコ・ドルチェもリリースされたのは一度きり。かのチンチナートも3ビンテージで終了しましたし、パラッツィだって最初は3ビンテージのみでしたから、このビアンコ・トリノーロもいつまでリリースされるかは不明です。

今回は非常に希少な初ビンテージの2017年のご紹介です。公式サイトの情報では、海抜630mに位置するセミヨンが栽培されている畑は0,5ha。当時の樹齢が16年と記載されています。株密度はトリノーロらしくhaあたり10,000本と高密植となります。2017年の収穫は8月31日。収穫されたブドウは小さな縦型の圧搾機で全房をプレス。ステンレスタンクで10日間のアルコール発酵の後、澱とともに50リットルのガラス容器で7ヶ月のの熟成。2018年の7月に瓶詰め。2017年の生産本数は1,000本となります。

ワインアドヴォケイト/92点(M.L.)

Here's a surprise from an estate that has made quite a name for itself in the world of full-bodied red wines from Tuscany. Indeed, the 2017 Bianco di Trinoro by Andrea Franchetti comes out of left field. (And with only 1,000 bottles made, only the lucky will catch sight of one.) Fermented in steel and aged on the lees in a series of glass demijohns, this pure expression of Semillon surprises for its lightness, brightness and crispness, and it’s ultimately a white wine that represents a direct opposite to the Trinoro staple of reds. However, this is not a simple wine. Indeed, it offers many layers of intensity with stone and tropical fruit followed by creamy pastry. It should be interesting to watch its evolution over the next five years.

TOPに戻る TOPに戻る

イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus


大きな地図で見る
[運営] 株式会社ニシノ酒店会社概要詳細
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4
[電話] 06-6731-7406(実店舗専用)
[電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用)
 こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。
[URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/
[MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com
[MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。
会社概要プライバシーポリシー特定商取引法送料決済方法サイトマップお問い合わせ

TOPに戻る TOPに戻る

Members:にしの組

ログイン ログイン
ご購入時に会員登録された場合、登録したメールアドレスとパスワードにてログインが可能です。(パスワードをお忘れのお客様→パスワード再設定
はじめてのお客様は 新規会員登録をお薦めいたします。会員登録いただきますとログインが可能となり、会員限定商品の購入が可能となります。

Profile:にしのよしたか

にしのよしたか
西野 嘉高(1970年4月22日:A型)
イタリアワインに関することは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
ライン
campany 株式会社ニシノ酒店
(会社概要・実店舗所在地地図)
campany イベントスケジュール
定休日・臨時休業日・西野嘉高のスケジュールや、ワイン会などのイベントスケジュールの確認はこちら。
faq サイトマップ
メール お問い合わせ
モバイル 090-1899-4351(西野嘉高直通)
カフェ "極主観的イタリアワインブログ"(新ブログ)
"Buona Scelta!"(旧ブログ)

Cart:お買い物かご確認

カート お買い物かご確認

Category:商品一覧

TOPに戻る TOPに戻る

新着イタリアワイン情報

FAQ:総合案内所

faq お買い物全般に関するご利用ガイド

送料や決済方法の他、お買い物に関する情報、よくある質問に対する回答をまとめました。何か疑問に思ったら、まずはこちらをご覧下さい。
ライン
caution ワインをお求めのお客様への情報

ワインをお求めのお客様に、ワインならではの品質管理などの情報などをまとめました。ワインをご購入のお客様はご一読下さいませ。
ライン
会社概要 特定商取引法に基づく表記:返品
会社概要 プライバシーポリシー
モバイル 携帯電話からもご注文可能です。
qrコード
カメラ メディア掲載履歴

株式会社ニシノ酒店がメディアに紹介された掲載履歴をご紹介。取材依頼なメディア様もご一読下さいね。

イタリアワイン啓蒙活動

カメラ イタリアワイン会履歴

不定期ながらイタリアワインの啓蒙活動を兼ねたワイン会を開催しております。ワイン会の参加者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
ペン イタリアワイン教室|Vino Labo

比較試飲(人体実験)を通して、イタリアワインをより深く経験するワイン教室です。実験教室の被験者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
用語集 イタリアワイン用語辞典

イタリアワインを飲んで感じたことを表現・比喩するための、"使わないかもしれない" "使わなくてもいい"独断と偏見に満ち溢れた極主観的用語辞典です。
ライン
リンク イタリアワイン数珠繋ぎ

イタリアワイン情報サイトや、お客様のブログと繋がるリンク集です。

その他..

フィード RSS フィード ATOM


TOPに戻る TOPに戻る