Bianco Trinoro 2017 Tenuta di Trinoro
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ビアンコ・ディ・トリノーロ 2017 テヌータ・ディ・トリノーロ
《イタリア/トスカーナ/白/セミヨン/辛口》
テヌータ・ディ・トリノーロの位置するサルテアーノ地区の中でもメドックと似ている土壌の小区画でセミヨンを栽培しい始めたのが2001年のことだそうです。実験的に様々な品種の栽培や醸造をしているはずですが、そもそもシュヴァルブランに憧れてカベルネフランを突き詰めてきましたし、彼が手がけるイタリアの土着品種といえば、そもそもローマ出身のフランケッティらしいチェザネーゼ・ダフィーレや、初期はウーヴァ・ディ・トロイアなどで(今はやめましたけどね)、トスカーナらしいサンジョヴェーゼなどの土着品種には目もくれませんね。シチリアはエトナではネレッロ・マスカレーゼとなりますが、白はシャルドネ、ヴィエニエを実験的に栽培していた時期もあったはずです。
時にデザートワインとしてはモスカートとピコリットなどから「スループ」を(NVですが2004年ビンテージ、弊社で紹介したのは2009年のことですね)、同じ2009年にはミネッラ、グレカニコ・カタラット、コーダ・ディヴォルペ、インソリア、カリカンテなどからなる「ビアンコ・ドルチェ」も(NVですが2007年ビンテージです)をリリースしています。全てが全て、自社畑からのものかどうかわかりませんが(きっとそう)、決して土着品種をなえがしろにしているわけでもなさそう。最終的な彼自身の趣味趣向は色々と試した上で原点に戻るのかもしれません。
基本的にボルドーワインが好きなんですよね。彼のセラーを見たあたしが言うんだから間違いない(キリッ)。イタリアのワインもありましたが、国際品種からなるIGTが多かったですしね。それは、結局白も‥ということになるのかもしれません。実験的な栽培や醸造を重ね、公にリリースとなったのはこの2017年ビンテージが初めてとなります。。生産本数はたったの1,000本でした。
トリノーロの公式インスタグラムで、発酵槽の名札に「BIANCO」の記載のある画像を見た記憶があります(フランケッティ没後削除されています)。当時はまあ、なんか作ってんだな。自家消費で白を作るのは不思議ではないわな、リリースされたら飲んでみたいな‥程度でしたが、ついにリリースされたのがこのビアンコ・ディ・トリノーロとなります。前述のビアンコ・ドルチェとラベルのイメージは同じ。白地に黄色となります。
フランケッティのことですからね。そのスループもビアンコ・ドルチェもリリースされたのは一度きり。かのチンチナートも3ビンテージで終了しましたし、パラッツィだって最初は3ビンテージのみでしたから、このビアンコ・トリノーロもいつまでリリースされるかは不明です。
今回は非常に希少な初ビンテージの2017年のご紹介です。公式サイトの情報では、海抜630mに位置するセミヨンが栽培されている畑は0,5ha。当時の樹齢が16年と記載されています。株密度はトリノーロらしくhaあたり10,000本と高密植となります。2017年の収穫は8月31日。収穫されたブドウは小さな縦型の圧搾機で全房をプレス。ステンレスタンクで10日間のアルコール発酵の後、澱とともに50リットルのガラス容器で7ヶ月のの熟成。2018年の7月に瓶詰め。2017年の生産本数は1,000本となります。
ワインアドヴォケイト/92点(M.L.)
Here's a surprise from an estate that has made quite a name for itself in the world of full-bodied red wines from Tuscany. Indeed, the 2017 Bianco di Trinoro by Andrea Franchetti comes out of left field. (And with only 1,000 bottles made, only the lucky will catch sight of one.) Fermented in steel and aged on the lees in a series of glass demijohns, this pure expression of Semillon surprises for its lightness, brightness and crispness, and it’s ultimately a white wine that represents a direct opposite to the Trinoro staple of reds. However, this is not a simple wine. Indeed, it offers many layers of intensity with stone and tropical fruit followed by creamy pastry. It should be interesting to watch its evolution over the next five years.
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