Franchetti 2010 Passopisciaro
シチリア州の赤 > Passopisciaro (Trinoro)
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フランケッティ 2010 パッソピッシャーロ
《イタリア/シチリア/赤/プチヴェルド100%/フルボディ》
2005年 プチヴェルド80%、チェザネーゼ・ダフィーレ20%
2006年 プチヴェルド100%
2008年 プチヴェルド60%、チェザネーゼ・ダフィーレ40%
2009年 プチヴェルド20%、チェザネーゼ・ダフィーレ80%
2010年 プチヴェルド100%
初ビンテージからセパージュ比率の変遷は上記の通り。ただし信憑率70%程度の情報と思った方がいい。チェザネーゼ・ダフィーレがプチヴェルドを上回ったのは2009年のみで、今回ご紹介する2010年や、2006年に至ってはプチヴェルド100%となる。
個人的にトスカーナはサルテアーノにあるテヌータ・ディ・トリノーロとしての葡萄園からチェザネーゼ・ダフィーレが引き抜かれたのはとても残念だが、元々はラツィオの古い火山性土質が似合うその品種をエトナの火山性土質の方がより合うだろうという判断は尊重したい。ただし、混醸ではなくプチヴェルドも、チェザネーゼ・ダフィーレも単一で醸して頂いたのは熱望。
プチヴェルドは、エトナ(シチリア)でも、サルテアーノ(トスカーナ)でも栽培している品種。逸話としてシュヴァルブランは決して嘘ではなくカベルネフランも好みのようですし、プチヴェルドも好きな品種なんだろうと想像。実は国際品種偏重ではないのは、やはりチェザネーゼ・ダフィーレも栽培し続けているし、研究熱心な一面は、その土壌に何が合うかは続けられている。毎年の混醸比率を激変させても平気なのは、毎年のベストを尽くす姿勢の表れだと思う。なお、2010年は9月の中頃から天候か崩れ、10月初旬にも降雨があったものの、後半には天候が回復し、10月の21日と29日に収穫されています。しかし、チェザネーゼに関してはフランケッティに混醸するレベルではなく、この2010年はプチヴェルド単一となっているようです。
標高1,000m、フランケッティになるプチヴェルドはグアルディオーラ地区で栽培されており樹齢は10年。haあたりの株密度は12,300本と異次元で、たったの2ha。haあたり22キンタルの収量となります。収穫された葡萄は温度管理された30hlのスチール製のヴァットで約12日間の発酵の後、新樽比率100%のフランス産のバリックで6ヶ月の熟成(マロ発酵もバリック内で行われていると思います)、その後はセメントタンクで14ヶ月の熟成の後、瓶詰めされます。この2010年の生産本数は3200本。
昨年あたりは18ヶ月の新樽での樽熟成と記載しておりますが、この2010年は樽は6ヶ月のみで、あとは14ヶ月‥セメントタンクでの熟成となります。ただし、いずれかが間違えている可能性もあるので深読みもキケンですが、他のワインも同様に樽の後セメントタンクでの熟成に変更されている可能性もあります。ちなみに、バックラベルに表記のアルコール度数は15.5度とたっぷりです。
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