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Passobianco 2021 Passopisciaro

イタリアの白ワイン

→ アンドレア・フランケッティ

→ 要チェック！Sale！Saldi！開催中！

	更新履歴 2024/02/27 販売価格 5,980円(税込) 在庫数 残り僅か 3本です 購入数 本
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希望小売価格 7,700円税込→ 通常特価 6,180円税込→ 特別価格 5,980円税込

パッソビアンコ 2020 パッソピッシャーロ
《イタリア／シチリア／白／シャルドネ／辛口》

テヌータ・ディ・トリノーロを率いるアンドレア・フランケッティ氏のシチリアプロジェクトであるパッソピッシャーロ。彼が醸す唯一の白ワインはシャルドネなのです。2013年まではその区画名である「グアルディオーラ」を名乗っていましたが、2014年から「パッソビアンコ」に変更となりました。赤は「パッソ・ロッソ」に2013年から変更済です。

2007年が初ビンテージ。アンドレア・フランケッティ氏の鬼才と呼ばれる元凶は、その実験魂かもしれません。結果、シャルドネが‥商品化されましたが、シチリアに畑を買った当初はヴィオニエなども栽培していた‥と聞いておりましたし、今でも、色んな品種を実験的に植えていたはずです。

標高850mから1000m、地面から約60cmの地点でのグイヨ仕立てでシャルドネが栽培されています。もちろん、ネレッロ・マスカレーゼやネレッロ・カプッチョの樹齢の高いブドウ樹が栽培されているグアルディオーラの区画のはずですが、そんな火山性土質のミネラル豊かな土壌はシャルドネにも‥という判断かと思われます。樹齢は20年。散布されるのは、プロポリ、銅、硫酸塩となります。

樹齢は20年。2021年の収穫は8月の20日から28日にかけて。収穫されたブドウは収穫後5度に冷やされた部屋に運ばれ醸造が始まります。低温で圧搾されたマストは、23度に温度管理されたステンレスタンクで20日間の発酵後、セメントタンクと大樽の併用で10ヶ月の熟成後瓶詰めされます。2022年の6月に瓶詰めされました。生産本数は22,200本。

ジェームス・サックリング／94点
Comes from a vineyard of Chardonnay planted on volcanic dust in the area of Guardiola. It’s perfumed with a mineral and lightly cooked lemon character. Some apple. Dust, too. Medium to full body. Lemon curd. Light lemon and a crisp finish. Drink or hold.

ヴィノス／91点（E.G.）
Dreamy. It lifts up with a sweet burst of white flowers and candied lime, then pulls the taster back down to the earth with wet stone and savory herbs. This is soothing and round with pure orchard fruit, making it creamy as it warms on the palate. The 2021 finishes with medium length and is crisply refreshing, leaving a lingering baked apple note. This is a more opulent rendition of Passobianco, a varietal Chardonnay, yet it is expertly balanced and should perform beautifully for several years

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

お馴染みのラベルデザイン。イッダのビアンコは、シチリア・ビアンコDOCでしたが、パッソビアンコは「テッレ・シチリアーネIGT」なんですね。なぜか？シャルドネだからでしょうね。コルクはなかなかの質の4,5cm、グラスはシュピゲラウ・ディフィニッションのユニバーサル型、表記のアルコール度数は13度となります。黄色、ゴールドは14金から16金あたりですかね。そこそこゴールド感があります。柑橘系の果実香とシャルドネらしいパインや、アプリコット、少々のマンゴーの風味を感じます。シャルドネらしいですね。少し焼き栗のような風味は土壌由来のものかな。熟成は大樽とセメントタンクの併用なこともあり、それほど樽香のお化粧をしたタイプではありません。柑橘の酸味を感じるサワーな風味、口に含みますと、ポンとひとつシャルドネの甘味がありますね。密度感もありますが、13度というアルコール度数ですので、過剰なボリュームではありません。とてもキレイに樽がかかっているのが好印象。ミネラルもありますが、ミネラル推しでないバランスがパッソビアンコの持ち味なバランス。温度は低めですが、いいですね。香味に閉じ感はありません。冷涼さがありつつも、シャルドネ感は十分。

二日目もグラスはシュピゲラウ・ディフィニッションのユニバーサル型、寒い日ですので冷やしてません。ミネラルの風味はありますが、ミネラリーなワインって、冷やしてないと変にミネラルが前に出るんですが、これは大以上部ですね。シャルドネの果実の香味もしっかりとあり、冷やしてないことで旨味も増して感じられます。余韻も初日よりもグンと長くなりました。いい意味で「雑味」でもある「複雑味」があり、エグ味はありませんね。思ったよりも硝煙反応のようなミネラルの風味は希薄でエトナらしさは冷涼さが前になります。シャルドネの香りは結構しっかりしてる。でも、ブルゴーニュや、カリフォルニア‥なんならフリウリとは違う方向性。

三日目もグラスはシュピゲラウ・ディフィニッションのユニバーサル型、冷やしてません（そこそこ冷たい）。うーん、トロピカル系フルーツ、柑橘の甘味が少しポジション前。ミネラルもあるがやっぱりミネラル推しではなく、旨酸っぱさもあってとてもいい。いいシャルドネになってますね。シチリアということでビンテージの良し悪しはあんま情報もなく、そこに影響されないのもいい。キンキンに冷やしても香味が損なわれないのは初日の確認していますし、おいしい温度帯の幅は広そう。温度が上がったからといって極端に感じ方がが変わるわけでもない。土着品種（カリカンテ）ではありませんが、このシャルドネの安心感ったらありません。パッソビアンコは年々良くなってきてますね。