Passopisciaro 2006 Passopisciaro
シチリア州の赤 > Passopisciaro (Trinoro)
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パッソピッシャーロ 2006 パッソピッシャーロ
《イタリア/シチリア/赤/ネレッロ・マスカレーゼ/フルボディ》
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2010年1月31日更新
アンドレア・フランケッティ誌が、シチリアでの旅行中に、その土壌、気候条件に惚れ込み始まったプロジェクトは、畑も増え、現在ではランパンテ、シアラ・ヌーヴォ、サント・スピリト、ポルカリア、キアッペ・マチーネと呼ばれる合計8haの畑(ヴェロネッリ誌では10haと記載)で葡萄が栽培されています。そう‥西野嘉高が、今回の渡伊で飲んできたクリュ別のサンプルは、サン・スピリトを除く、これらの畑からのものです。
すでに植わっていた樹齢の高いネレッロマスカレーゼを使うこのパッソピッシャーロもリリース当初は、生産本数が少なく、2004年は9000本でしたが、2005年からは37000本に増え、価格も落ち着きましたね。ただし、生産本数に関しましては、パッソピッシャーロの公式サイトでは2005年は2500ケース、この2006年は2300ケースと発表されておりますが、これは12本単位の話なんでしょうね。しかし12×2500だと30000本となりますが、ほんだら輸入元資料の37000本との差の7000本はなんやねん‥と思いますが‥数字が合わないのを気にしだすと鬱になるのでヤメときましょう。2006年は2300ケースとなると12本入り換算で27600本となります。2007年は3500ケースとなっていますから42000本‥なかなか大幅な増産だったんですね。
合計8ha(〜10ha)の畑には、haあたり9000本でネレッロマスカレーゼが植樹されています。区画により標高は650m、820、900m、1000mと様々ですが、樹齢が60年〜80年というから驚きですね。(昨年は最低樹齢40年、最高樹齢80年と書きました)化学肥料は使われませんが、散布剤として、銅・サルファ粉・ライム・粘土粉・プロポリ・グレープフルーツシードの抽出液などがまかれています。
これだけ標高が高いと、葡萄が熟すのに相応の時間が必要となります。収穫までに時間がかかるのは、難しいでしょうね。2006年度の収穫時の詳細情報がありませんが、2005年は10月28日〜11月8日‥2006年も11月前後に収穫された模様です。
2004年までを第一世代、2004年を第二世代、2005年から第三世代と西野嘉高的には分類させていただいております。ネレッロ・マスカレーゼは元来は、色はそれほど濃い品種ではないようですが、第一世代は、濃厚な色合いと、旨味のある果実味…この第一世代で虜になったお客様も少なくないはず。第二世代の2004年は、赤いチェリーな酸味も表れ、色も若干薄くなった感じ‥第一世代と比較するとよりエレガントになりました。ヴェロネッリ誌で93点、しかもイル・ソーレに選ばれ、ガンベロロッソ誌でも、トレビッキエリを獲得したビンテージでしたね。そして昨年の2005年、完全に第一世代の趣きが取り払われた、まるでピノノワール的なエレガントな酒質に‥。ヴェロネッリ誌では92点と評価されました。
西野嘉高も第一世代でパッソピッシャーロの虜になった口ですが、フランケッティ氏がスタイルを変えたんだから‥付いて行くしかない‥^^;それまでの濃厚さを引き換えに、エレガントな趣きと酸味を持つことは、新世代に慣れないお客様にはちょっと酸っぱいやん‥と思われるかもしれませんが、ネレッロ・マスカレーゼという葡萄品種の個性と大事にすると‥こうなる‥こうなった‥という結果なんですね。ピノノワールにも似た、キレイなベリー香と、甘酸っぱさは、(予想外に)イタリア国内では評価が高いんですねぇ。土着品種回帰‥土着品種は、土着品種らしさを‥ということかもしれませんね。
ここまでは、ほとんど当時書いたメルマガの引用です。西野嘉高的には、レ・クーポレ同様、2007年は世代交代後、最高のビンテージとさせていただいておりますが、その最大の理由は、リリース直後時、開けたてから全開‥フルスロットルだからなのです。レ・クーポレも、このパッソピッシャーロも‥価格帯、クラスとしては、開けたてから香りも味も開いている方が望ましいと考えており、そういう評価になります。
2007年はトスカーナ、シチリアともに、相当な暑いビンテージであり、もちろん過熟感はないものの、しっかりと熟した果実であったことが、その要因かもしれません。
今年の初夏には、2008年のパッソピッシャーロがリリースされますが、今回は2006年の再紹介。そう2007年は、リリース直後、開けたてから飲めることを評価したわけですが、2005年や、2006年のパッソピッシャーロのご紹介時には、半年‥できれば、一年‥と付け加えたものです。
2003年までの、圧倒的濃厚、濃密で黒々とした果実が、酸味を覆っていたスタイルではない、2004年以降は、色も薄くなり、果実味もありながらも、酸味を主体としたトーン‥それは、早飲みワインではなく、それ相応に熟成させてからこを華開く‥という意味でもあるのです。
では、リリース後一年半以上経過した‥パッソピッシャーロの2006年、どんな変化が‥どのように美味しくなっているのか?再毒味です。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
相変わらずコルクは良質。アルコール度数は2005年の13.5度から1度上がった14.5度。コルクのお尻の染まりも、一年半前と比較すると染まっては来ましたが、元々、それほど濃い色のワインではありませんので、まぁそれなり。グラスはブルゴーニュ型一択。
エッジにまだピンクが見えますが、一年半前よりは、全体的に赤味がかってきましたね。一枚‥赤いフィルターを通す透明感。以前よりも明らかに馴染んでるであろうは、そのアルコール感でしょうか‥以前は、揮発なアルコールがツーっとキタものですが、それは落ち着き、馴染んできたようです。
イチゴの香りは健在ですが、高音のキャンディーではなく、一度煮詰めたジャムのよう‥でも、甘過ぎあることはありません。ブルーベリーのエッセンスを数滴‥グレナデンシロップをひとさじ‥。甘味は、トリノーロ伝家の宝刀‥黒糖系があっさりと。
香りは開いてはいますが‥一年半のイニシアチブを感じる、香りにも丸みが出て来ましたね。よく溶け込んだ樽香、確実に‥確実に‥美味しくなってます!!
口に含みますと、ギュギュっとした酸味も、豊富ながらも馴染みを感じ、以前よりも飲みやすく感じますね。飲み口のアルコール感も馴染んできてますね。相変わらず‥密‥濃密なフルボディで、真っ赤な太陽。
旨味も乗ってきてるわぁ〜。
エキスも高いんだと思います。それなりの「体」は大きさもあるのですが、圧倒的に密度系で、そのエキスがダレダレしないのが酸。
チャーミングだったのが、艶っぽく‥なかなか色気が出て来ましたね。味わいにザクロ、長い余韻の中に、ほんわりした小豆ホカホカ。
旨くなってきてるわぁ〜。
今なら、開けたてから‥十分ですよぉ。
舌全体に、濃い旨味、赤い果実のエキスの深さを感じ‥それが、余韻まで変化していくのですが、ダレダレさせないのは、やっぱり酸味‥豊富です。しかも、質がよろしい。
ネレッロ・マスカレーゼの可能性‥高いですね。
土壌のニュアンス‥あります。いい意味での土っぽさや、黒い鉱物、ミネラル。
果実はリキュールの一歩手前なんだな‥そう、一年半前よりも、アルコール感が圧倒的に馴染んできてる‥そして、まとまり‥。パッソピッシャーロとしてのバランス、均整が取れてきましたね。
鳴き砂のようなキュッキュな酸味は鳴りを潜め、その濃く深い旨味とエキスとの力学に均整が取れてるんですよ。
二日目です♪チェーリーのゼリーとイチゴ‥まとまりましたねぇ。アルコール感まで馴染んで、とても美味しい状態です。もちろん、初日から旨い状態ですが、2007年は、リリース直後から旨かったわけですが‥やっぱり時間が解決する部分、時間でさらに美味しくなる部分‥あるんですよねぇ。
旨味は、よりまろやかで、豊富な酸味を内包しています。甘味の中に酸味のあるフル−ツ感も一杯で、とても美味しい。
むむっ‥これは、ちょっとヤバイかもしれません。
一年半で、これほど美味しくなるとは思ってもみませんでした。
リリース直後に飲んでしまったお客様‥
まだ2006年は、試していないお客様‥
ぜひ!!
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アンドレア・フランケッティ誌が、シチリアでの旅行中に、その土壌、気候条件に惚れ込み始まったプロジェクトは、畑も増え、現在ではランパンテ、シアラヌコーヴォ、サント・スピリト、ポルカーリア、カッペマチーネと呼ばれる合計8haの畑(ヴェロネッリ誌では10haと記載)で葡萄が栽培されています。
すでに植わっていた樹齢の高いネレッロマスカレーゼを使うこのパッソピッシャーロもリリース当初は、生産本数が少なく、2004年は9000本でしたが、2005年からは37000本に増え、価格も落ち着きましたね。ただし、生産本数に関しましては、パッソピッシャーロの公式サイトでは2005年は2500ケース、この2006年は2300ケースと発表されておりますが、これは12本単位の話なんでしょうね。しかし12×2500だと30000本となりますが、ほんだら輸入元資料の37000本との差の7000本はなんやねん‥と思いますが‥数字が合わないのを気にしだすと鬱になるのでヤメときましょう。2006年は2300ケースとなると12本入り換算で27600本となります。
合計8ha(〜10ha)の畑には、haあたり9000本でネレッロマスカレーゼが植樹されています。区画により標高は650m、820、900m、1000mと様々ですが、樹齢が60年〜80年というから驚きですね。(昨年は最低樹齢40年、最高樹齢80年と書きました)化学肥料は使われませんが、散布剤として、銅・サルファ粉・ライム・粘土粉・プロポリ・グレープフルーツシードの抽出液などがまかれています。
これだけ標高が高いと、葡萄が熟すのに相応の時間が必要となります。収穫までに時間がかかるのは、難しいでしょうね。2006年度の収穫時の詳細情報がありませんが、2005年は10月28日〜11月8日‥2006年も11月前後に収穫された模様です。
2004年までを第一世代、2004年を第二世代、2005年から第三世代と西野嘉高的には分類させていただいております。ネレッロ・マスカレーゼは元来は、色はそれほど濃い品種ではないようですが、第一世代は、濃厚な色合いと、旨味のある果実味…この第一世代で虜になったお客様も少なくないはず。第二世代の2004年は、赤いチェリーな酸味も表れ、色も若干薄くなった感じ‥第一世代と比較するとよりエレガントになりました。ヴェロネッリ誌で93点、しかもイル・ソーレに選ばれ、ガンベロロッソ誌でも、トレビッキエリを獲得したビンテージでしたね。そして昨年の2005年、完全に第一世代の趣きが取り払われた、まるでピノノワール的なエレガントな酒質に‥。ヴェロネッリ誌では92点と評価されました。
西野嘉高も第一世代でパッソピッシャーロの虜になった口ですが、フランケッティ氏がスタイルを変えたんだから‥付いて行くしかない‥^^;それまでの濃厚さを引き換えに、エレガントな趣きと酸味を持つことは、新世代に慣れないお客様にはちょっと酸っぱいやん‥と思われるかもしれませんが、ネレッロ・マスカレーゼという葡萄品種の個性と大事にすると‥こうなる‥こうなった‥という結果なんですね。ピノノワールにも似た、キレイなベリー香と、甘酸っぱさは、(予想外に)イタリア国内では評価が高いんですねぇ。土着品種回帰‥土着品種は、土着品種らしさを‥ということかもしれませんね。
2006年‥もちろん2005年よりも仕入れ値が上がっているのですが‥ここはグッと堪えて2005年と同価格にて販売いたしますっ!!スタイルの変更は、お客様を惑わせがちですが、この2006年もお確かめ下さいねっ!!さすが2006年っ!!さらに進化しましたよ!!
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
お馴染みのブルな撫で肩のボトル形状ですね。ラベルは一見、2005年と変わりませんが、2005年は、筆記体のpassopisciaroという文字がなかったのですが、2004年同様に2006年は復活しております。しかし、トリノーロの紋章的で、キャシャーンのオカンのような白鳥のマークはなくなってますけどね。また、2006という数字はわざと印刷がダブったような擦れた感じのデザインなんですが、これまで以上にダブりの範囲が広く、黒字の下には、フランケッティのラベルの判子っぽいインク色(紫)が見えます。(←どっちでもええわ!!)なお、表記のアルコール度数は、2005年の13.5度に対し、この2006年は14.5度!!うーん進化‥期待しちゃいますね♪
コルクは‥カーと音の鳴るなかなかの質の5cmで、まだリリース仕立てもあって、薄いピンクですね。グラスはヴィノムのブル型で‥。この数年のパッソピッシャーロらしいラズベリーとブルーベリーの果汁のような色ですね。香りにも新鮮なラズベリーや、ブルーベリーな感じがあります♪アルコールの高さが揮発っぽく感じますが、さすがに今年は+1度ですしね。まだ肝心の部分のイチゴらしさが寸止めのイチゴキャンディーの香りは、もうすぐカラン!!と音を鳴らしながら開きそうな感じ。トリノーロ系の黒糖のニュアンスもチラリですね。2005年ほど、酸の高さを連想させる香りは控えめで、でも、酸味も美味しそうな香り‥そしてエキスの高そうな感じ‥
ほっほー。この2006年はちょっとイイかもよっ!!
スワリングで、どんどん香りが出てきますね。特にイチゴ系の香り。カクテルに使いそうなイチゴのリキュールのような感じ‥または、リンゴ飴の‥あの真っ赤な飴の部分のような甘味‥べっこう飴が、真っ赤に染まった感じかな。
口に含みますと‥ギュっ!!ギュっ!!と詰まった酸味が美味しいですね!!果実の熟度も2005年よりも確実に高いのですが、その美味しい酸味が締まりを与え、緩さを感じさせませんね。真っ赤に染まった白い花びら、最後の酸味にまた締まりがありますね。茹で小豆のホクホクとした感じ‥樽も上手いですねぇ‥あくまでも果実味主体です。
2005年のリリース仕立ては、熟れ足らない部分を感じる‥と書いていたのですが、この2006年は、まずは合格ですね。今飲んでも美味しいです。(もちろん、ここんとこのトリノーロ系は、半年経てば‥凄く良くなるので‥それもぜひ)
グラス内壁を垂れる脚も、またエロ系ですね。エキスも感じますが、アルコールの高さ‥由来かもしれません。甘味にもアルコールの甘さがありますしね。昨年は、ベリー系果実のゼリーっぽく感じたんですが、今年は、ベリー系果実のリキュールな、レアチーズケーキのソースっぽくあります。
なんだか‥
もっと違和感を感じる予定だったのに‥
すんなり美味しい♪
2003年までも紫濃いスタイルに、実質は近いかもしれないんですが、紫濃いのではなく、赤ピンク濃い感じなのね。でも実質は近い…。でも、それはボルドーとブルゴーニュは近い‥と言うてるのに近いのかも‥。(←微妙な例え‥)2004年のパッソピッシャーロに近いような気がしますね。2005年はもっと色も薄かったし、やっぱりアルコール度数の違いもあるのかもしれませんが‥イメージとしては2004年に近い‥。
舌先、舌の側面、舌の上、舌の奥に甘味を感じるのに‥甘ったるくはないですね。それは、とっても上質の酸味に支えられているからかもしれません。酸味が開けた細かい空洞に、浸透するタンニンもしんみーーりしてて美味しいしね。
輸入元さんがぜひ三日目も飲んで下さい!!ということだったので‥(←言われなくても三日目まで飲みますが‥)今日はここまで。
二日目です♪イチゴキャンディーと、ザクロのリキュールが、久々の「スカしっ屁」のような香りの「プスもわん」具合が素晴らしいです。それほど強くはないんですが、スカしっ屁はほんと、久々です。初日ほど、高いアルコール度数由来の揮発な感じはありませんが、まだちょっと揮発してますね。鼻にはキませんが、目にくる感じです。
口に含みますと、やわらかながら、初日同様の鳴き砂のようなギュギュっとした酸味が感じられますが、余韻に向けて、旨味と融合し、何度もクチュクチュ飲み込んでしまいますね。余韻も長いですよ。
二日目は、旨味も果実味も二割増‥って感じかな。酸味に柑橘のニュアンスもあります。相変わらず樽香も目立たず‥ネレッロマスカレーゼって美味しいねー!!を実感ですね。2005年と比較して、正統進化と言える出来映え‥2004年に似てるのですが、退化したわけではありません。
酸味のレンジが、案外‥幅広いんですよね。なんだか‥黒酢‥もしくはヴァルサミコな感じと砂糖を合わせたもの‥例えば酢豚とかね‥食べたいですね。香りには、チンチナートのようなオリエンタルなスパイスのニュアンスはかすかに感じられる程度なんですが‥味に、その片鱗というか‥まぁ葡萄品種が違うので同じではないですが、どこかオリエンタルな感じの味わい、酸味かなぁ‥それとちょっと白い花の感じが‥そう思わせるのかもしれませんね。エスニックな料理にも合うかもしれません。
三日目です♪いいねっ‥香りが深くなってきてますね。甘味のある香りにもコクが感じられます。ザクロのリキュールがイチゴのキャンディーを上回ってきた感じね。アルコールの感じもまとまってきたかな‥。口に含むと、うーん酸っぱ旨いですね。美味しい酸味がジュワっとするのは、相変わらず西野嘉高好みの酸です。
2003年→2004年、2004年→2005年ほどの激変ではありませんが、毎年‥そのビンテージ云々でない、変化は面白いですね。これを志が安定していない‥と取るのは、もったいないですね。おおっ今年はこうキタか‥を感じながら楽しんで欲しいですね。
2004年以降のパッソピッシャーロは、リリース仕立ては、ちょっと酸が高く感じる‥というかそれまでのような酸の低い感じじゃないからね。しばらく半年後に飲むと‥また違う表情になって面白いですしね。この2006年も、しばらく置くと‥さらに美味しくなりそうな気配ですよ。
2006年は、なかなか、すべての要素がまとまってる‥いいバランスですね。何かが薄く感じるとか、何かが突出してる感じじゃないのよね。ほんと、完成度を増した‥そんな感じですよ♪
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