Franciacorta Millesimato ELECTO 2001 Majolini
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■ フランチャコルタ・ミレッシマート・エレクト 2001 マイオリーニ
《イタリア/ロンバルディア/ロゼ/泡/シャルドネ80%、ピノネロ20%/辛口》
まだまだ日本では無名なフランチャコルタの生産者ですが、マイオリーニも美味しいですね。ついつい、シャルドネ好きなもんで、ブラン・ド・ブランをご紹介しがちですが、今回は、シャルドネ80%と、ピノネロ20%の混醸モノをご紹介いたします。
ビンテージは2001年。現地では今年2004年がリリースされるはずです‥フレッシュなスプマンテも好きですが、瓶内熟成期間が伸びることで、ほどよく熟れた優しくも力強い泡質をお楽しみいただけると思います。
泡が苦手と公言していたにも関わらず‥最近ではすっかり泡を嗜むようになってきましたが、ここんところ、シャンパーニュやカヴァを試す機会も多かったのですが、このフランチャコルタは負けてませんね。必ずやシャンパーニュ好きのお客様にも‥
ほっほーっ!!ヤルな‥おぬし‥。
と言わせることができそうです!!
(ただし!!勝敗は付けなくてもいいのよ‥本来は比較対象にしちゃイケないんだから‥)
ロンバルディア州は、プレーシャ県、オーメ地区で15世紀から‥という歴史を持つマイオリーニ家。この地の土着品種であるマイオリーナは、このマイオリーニ家の姓から名付けられた‥なんて歴史のあるお家柄‥。
1981年より本格的にフランチャコルタの生産を始めたマイオリーニ家は、近年まで印刷に使われていた灰色石の石盤が採掘されていたという石灰地層の土壌から、優れた葡萄を収穫します。もちろん、土壌の素晴らしさ‥というテロワなポテンシャルだけでなく、シャンパーニュから醸造家を雇い入れたり、設備投資も惜しまず、品質向上に努めてきました。
そんなマイオリーニは、スティルワインも醸造しておりますが、やっぱりフランチャコルタなスプマンテなんですね。ガンベロロッソ誌でもトレ・ビッキエリを獲得した履歴もある‥ミレッシマート・エレクトのご紹介。ビンテージも2001年と文句なし!!
なお、このエレクト(Electo)の意味がイマイチわからん。Electronでマグネシウム合金‥なんて出てくるし‥Electorだと有権者‥。まさか、Hな意味のエレクトではないと思うんですが‥。
海抜200m〜300mの四方に広がる畑は、石灰質と粘土質の土壌。樹齢は10年〜20年の葡萄から醸されます。完熟しながらも、若干の酸度を残した葡萄のみを収穫。葡萄は、収穫ロット別に圧搾され、18度の温度で発酵されます。20%ブレンドされるピノネロに関しては、一部はバリックで発酵され熟成されたものがブレンドされるようです。
2002年の春に、各キュベをアッサンブラージュ(ブレンド)し、瓶詰め。ここから瓶内二次発酵として36ヶ月熟成され、デゴルジュメント(澱引き)した後、6ヶ月瓶熟されます。すでに、2008年度版のヴェロネッリ誌には、2003年が掲載されておりますので、本来ならば‥今年は2004年がリリースされてもおかしくない時期。今回ご紹介するのは2001年。デゴルジェメント後の瓶内熟成期間も十分ですね!!
こういうの飲むと、ますます泡が好きになっていく自分が‥コワイ。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
マイオリーニの中で、最もシックなエチケッタ…キャップシールもシルバーグレーな色使いでますますシックですね。バックラベルに表記のアルコール度数は13度となります。グラスに注ぐと、なかなか元気のいい泡立ちですね。見るからにクリーミーというほどではありませんが、なかなかの粒揃い‥ブチブチブチブチという音が聞こえます。色は、黄緑がかった麦藁色で、なかなか濃く見えますね。
いわゆるブリオッシュな香りの中に、柑橘の香りは、フレッシュなグレープフルーツかな‥レモン的でもありますね。口に含みますと、フランチャコルタとしてはガス圧が強めに感じますね。窒息感はありませんが、ファーストインパクトに塊感がありますね。
優良年を感じさせる、果実味の密度感に緩さはありませんし、見た感じはそれほどでも‥と考えていたんですが、キメ細かい泡が溶け込んでますよ。酸味もキメ細かいんですよね‥。塊感の周りの泡がクリーミーで、溢れる雲のようです。
ラベルのどこを見てもBRUTの文字はありませんが、完全にドライに仕上がってますね。甘味はまったくない‥と考えてもいいです。そういえば‥テクニカルな情報にドサージュ(リキュール添加)に関する情報がなかったので(マイオリーニの公式サイトもです)ノンドサ(nonドサージュ)なのかもしれませんね。どうりで、しっかりとした辛口なわけだ‥。
シャルドネの熟度がいいですね。シャルドネの旨味がよく感じられますし、このボディは、ピノネロにも由来するんでしょうね。基本的にシャルドネ好きの西野嘉高的には、十二分のシャルドネ感が好みです。いやーこの果実感‥ほんと、継ぎ目と緩さのない果実味ですね。ブリオッシュなイースト感もあるんだけど、非常にやわらかいです。
シャンパーニュに対抗できるフランチャコルタのひとつではないでしょうか?今回のワインの肴は、食品展示会でサンプルをいただいたホワイトアスパラのピクルスなんですが‥ホワイトアスパラの缶詰のやわーいのと違うんですよ。ピクルスになっててしゃっきり歯ごたえのあるタイプ、これが合うんですよ‥それに、(これもサンプルでいただいた)ディジョンのマスタードを付けてみたりしても‥これまた合う!!
ちょっと温度が上がってきました。西野嘉高が嫌いなスプマンテの要素のひとつに、温度が上がって来たときに、もわ〜んと、曇った‥ぬる〜い味わいになる‥なんてのがありますが、このマイオリーニは、そうはなりませんね。うんうん、これはいいぞ。
25周年記念のヴァレンティノ・マイオリーニ1994は、しっかりと熟成感があり、それに応じて、泡も弱く‥可憐に感じましたが、この2001年のエレクトは、すごく泡質がいいですね。比較的ガス圧も高めで、何てったって、果実味のボディ‥密度感がバッチシ好みなのです!!こんな俺でも‥美味しくいただけました!!(←どんな俺や‥)
念のため二日目です。グラス底から立ちのぼるガス量は減りましたが、口に含んでみれば、ガスがよく溶け込んでる感じですね。ガス圧の不足感はありません。
シャルドネ本来の果実味に、ミネラルを感じます。美味しいですねぇ。
忍法泡抜きの術の時間です。
完全に抜くわけではありませんが、泡がフォレッシュな酸味に置き換える程度まで、箸を回し続けるのです‥(頃合いは、練習‥練習←って誰もやんねーよ!!)
うん!!美味しいっ!!
実は、先日のワイン会サポートの仕事報告のブログでも書きましたが、ピノノワールからなる白ワインがあるんですね。それが美味しいんですが、それ‥いつぞや紹介しようと思いますが、それを飲んでおくと‥フランチャコルタのように、ピノネロ(ピノノワール)が混じってるのに‥(今回の場合は20%)白なのよね‥要は、そんな白のピノネロが20%混じってる‥となると、シャルドネの要素を頭の中で分離して、ほうほう‥この感じがピノネロ(の白)なのね‥と感じることができること‥
うけあいっ!!
っていうか、このフランチャコルタは、マジ美味しいわっ!!
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