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Coste della Sesia Rosso 2020 Colombera & Garella

ピエモンテ州の赤

	更新履歴 2023/02/18 販売価格 2,780円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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コステ・デッラ・セシア・ロッソ 2020 コロンベラ＆ガレッラ
《イタリア／ピエモンテ／赤／ネッビオーロ65%、クロアティーナ20% 、ヴェルポリーナ15%／ミディアム》

ピエモンテ北部、ランゲ地区からは100キロほど北上するマッセラーノ地区に位置します。幼馴染のクリスチアーノ・ガレッラと、ジャコモ・コロンベラの若い二人を支えるのはジャコモの父、カルロ・コロンベッラ氏。ブラマテッラ地区とレッソーナ地区にある海抜350mから400mにある畑は、バローロやバルバレスコとは異なる酸性の土壌でワインに鉄分を含んだミネラルを豊富に与えます。ブラマテッラの火山性土壌は、もろい赤茶色の珪岩から成り、深みのあるミネラルと力強いフルーツを。レッソーナ地区の畑も同じく酸性土壌で黄・赤みを帯びた海砂から成り、野生のイチゴの風味とデリケートな果実味をもたらします。ブラマテッラでは、ネッビオーロ、クロアティーナ、ヴェスポリーナを、レッソーナではネッビオーロを主体に少量のヴェルポリーナを栽培しています。

このコステ・デッラ・セシア（・ロッソ）DOCは、ブラマテッラ地区のコッティニャーノ畑で栽培されるネッビオーロを主体とした三種の品種の混醸となります。海抜350m、南西向き、火山性斑岩砂質土壌が主体で、樹齢は平均40年。例年9月中旬に収穫されたブドウはステンレスタンクでのアルコール発酵の後、バリックの古樽で12ヶ月の熟成後、清澄なし、無濾過で瓶詰めされます。平均生産本数は4,500本。

【ちなみに】

コステ・デッラ・セシアは、ピエモンテはヴァルチェッリ県で認定されるDOC。白はエルバルーチェ100%のみ。赤は、ネッビオーロ50%以上、その他50%まで。品種表示ワインは85以上となります。ヴァルチェッリ県にガッティナーラDOCGがありましうので、ガッティナーラの生産者のセカンドまたはエントリーラインで名乗られることも多いですし、ネッビオーロをスパンナと呼ぶ地域でもあります。

飲んでみました。

クラッシックなラベルデザインがとてもいいですね。色調はとても淡い。香味は基本的にネッビオーロからなるワインと考えていただいても問題ありませんが、イチゴとプラムの果実の香味に、スパイスを伴う野生のベリー達が印象的、色調は淡くエレガントな酒質ですが香味はしっかりとありますよ。ホロホロと遊ぶようなタンニンのリズム、穏やかながら構成感につながる酸味もあり、チャーミングな果実味を持ちながらもシリアスな構成感もあります。こういうタイプは食中酒にピッタリですね。豚や猪などのローストや煮込みなんか良さそうだし。ウオッシュ系などのチーズや、サラミ類と食べるのもいいかもしれませんが、イタリア産のサラミが入手できないねー。12,5度と浸透するような度数もあり、旨味は強くはありませんが、穏やかにあります。そう、混醸を意識させるほど35%分のその他の土着品種の個性を癖とは感じさせませんし、複雑さに寄与してとても良い。