Brunello di Montalcino 2006 Ciacci Piccolomini D'Aragona
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2006 チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
モンタルチーノ村の南端、カステルヌォーヴォ村に位置するのが、このチャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナ。17世紀の銘家「ヴェスコヴォ家」を起源とします。カステルンォーヴォ・デッラ・バーテの司教で教会を運営し、街周辺からオルチャ川までの荘園を全て所有していたそうです。19世紀に「フランチェスコ・チャッチ」がこの荘園を全て購入、その後「ピッコロミニ・ダラゴナ」家との結婚により「チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ」が誕生します。しかし、1976年に伯爵が、1985年に伯爵夫人が亡くなり、遺言により前当主であるジュゼッペ・ビアンキーニが相続しました。しかし、ジュゼッペは相続税などの関係で荘園のほとんどを手放すことになりますが、ブドウ畑だけは残すことを決意しワイン造りを始めました。2004年、ジュゼッペは亡くなり現在は息子のパオロと、娘のルチアがその志を継いでいます。
本拠地はモンタルチーノ最南端のカステルヌォーヴォ・デッラ・バーテ」。オルチャ川の対岸地域はサンタンティモとなります。17世紀からブドウ栽培に適していたとされる区画のみをブドウ畑にし、その以外は森を残し、オリーブなども栽培しています。海抜は240mから360m、南から南西を向いた岡の一面をブドウ畑とし、赤い年度に丸い小石が多く含まれる表土で粘土の比率は高め。赤土は鉄分やマグナシウムが多く含まれ、小石は石灰が多い。この土壌バランスがチャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴナの個性を作る。
オルチャ川の影響で日中は温暖で夜間は冷されるのも特徴。現在は有機栽培を実践しており除草剤も一切使用していないとのこと。森に囲まれているのでイノシシやシカにブドウを食べられるので石鹸を吊るしたり、鉄線を張るも毎年20%ほどは食べられてしまうとのこと。ただ逆に、動物達も食べにくるほど、薬剤まみれのブドウでないことの証明でもあるようです。設立当初のエノロゴは現在ラ・フィオリータを率いるロベルト・チプレッソでしたが、現在はモンタルチーノのエキスパートのひとり、パオロ・ヴァガッジーニとなります。
8haのマール土壌の畑で表土は赤い粘土質に覆われている典型的な南モンタルチーノの土壌。標高は240mから360mとなる。30度を超えないように温度管理された発酵はステンレスタンクと内側をガラスコーティングしたセメントタンクに分けられておこなわれ、20hlから85hlのスラヴォニア産の大樽で24ヶ月の樽熟成の後、樽同士をアッサンブラージュし、セメントタンクで休ませてから瓶詰め。瓶詰め後は8ヶ月の便熟成後リリースされます。ヴィノス92+点。
さて‥状態は、相変わらずのドム顔ですが、中心のモノアイの部分に描かれる紋章は騎士のマスクがあり、そこはギャンみたいですね(ガンダムに例えるな)。ラベルは擦れや汚れもなく見逃してたらゴメンレベル。キャップシールや、チャッチらしいホログラムシールもとてもキレイ。DOCGのピンクの帯封も褪せることなくキレイな状態ですね。帯封はシール裾を跨ぐように横巻きですのでくるくるとは回しませんが、揃って非常に高い液面を保っており液漏れはないずです。色調も揃ってますね。やや明るさもあるクリアな赤はとてもいい。瓶底の凹み外周には澱はまったくないか、微かに澱になりそうな何かがあるだけで状態は非常によろしい。文句なしの2006年、これでも現行比干支一周ですから、そろそろ飲み始めてもいい頃合いですね。アンナータだからこそぜひ開けて下さい。バックラベルに記載のアルコール度数は14,5度となります。
ワインスペクテイター/93点
A seductive style, featuring fragrant floral, raspberry, tobacco and mineral aromas and flavors. Firm tannins sweep in on the finish, which is tight and unyielding now. It's all there, just needs time. Best from 2013 through 2025. 3,750 cases made.
ワインアドヴォケイト/90点
The 2006 Brunello di Montalcino is an attractive entry-level wine. Dark red berries, crushed flowers, licorice and mint are some of the nuances that emerge from this fleshy, mid-weight offering. The aromas and flavors are decidedly on the ripe side of the spectrum in the racy 2006, but the intensity of the fruit covers the tannins nicely, making this an attractive wine for near-term pleasure. Anticipated maturity: 2014-2021.
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